コロナ禍のクラフトビール三昧
2021年に入ってもコロナ禍が収まらない。
酒飲みにとって困るのは、町の酒場が開いていないことだ(6月11日現在)。
今年、東京で盛り場に飲みに行けたのは、3月上旬から4月半ばまでの一か月ちょっとである。
それも夜8時までという時短モードだった。
GWあたりからの自粛ムードになるともう外飲みをあきらめて、自宅飲みの楽しさを追求することにした。
ふと目についたのが、家の近くの酒屋の張り紙。
「クラフトビール量り売りいたします」
おお。これはなんか面白そうだ。
この酒屋、全国各地の人気クラフトビールを生で仕入れて、炭酸水が入るペットボトル持ち込みOKで、注いで量り売りしてくれるという。
さっそく500㎖の空のペットボトル2本を持って酒屋へ。
大山が1185円で猿山が999円。
グラムいくらで売っているので、値段も1円単位だ。もちろん容器の重さは引いてくれている。
本来は容器持ち込み代一本90円がかかるのだが、コロナ禍のいま無料サービス中だ。
自宅で、それぞれ飲むと、大山はコクがあり、猿山はスッキリした感じ。
酒のつまみは、これまた家近所の青森居酒屋のテイクアウトのお弁当だ。
酒を飲み、十和田ポークのトンカツなど美味しい青森の食材をいただきつつ、テレビで野球中継を見ていると、とても幸せな気分になる。
「コロナ禍の孤独のグルメ」が早く終わってほしいと思いつつ、「いま」を楽しんでいる。